週末に観た映画。
セルジュ ゲンズブールの伝記的な作品。
わたしは、高校生の時に
(今はなき、「オリーブ」読者。)
彼よりも
娘のシャルロットの方を先に知ったので、
「シャルロットのお父さんの」セルジュになってしまうのですが、、。
ここ数年、
ミュージシャンの伝記的な作品が多くて、
その流れに乗って、
フランスと言えば、セルジュでしょう、と
いう感じで作られたのかな、と思ったり。
(嫌な観客。)
個人的には、
幼少期の前半部分は楽しめたけれど、
後半部分、彼の人生で
大きな大きな部分だけを取り上げていて、
63年の人生を2時間の映画に託すのは無理があるんじゃないかなあ
と、いう感じでした。
「Control」のIan Curtisの人生は
23年だし、
「Nowhere Boy」のJohn Lennonは
美術学校へ入学するまでの期間の、
実の母親と、叔母との関係に焦点を絞っているし、
「Sex & Drugs & Rock & Roll」のIan Duryは、
主に息子との関係に絞っているし。
確かに、彼の人生には
盛りだくさんに女性が登場するけれどね。
それから、
全編を通して、たばこの臭いが漂ってきそうな感じ。
そこは、よく、セルジュを表しているのかな、と。
0 件のコメント:
コメントを投稿