2010年8月2日月曜日

「Gainsbourg」



週末に観た映画。

セルジュ ゲンズブールの伝記的な作品。

わたしは、高校生の時に
(今はなき、「オリーブ」読者。)
彼よりも
娘のシャルロットの方を先に知ったので、
「シャルロットのお父さんの」セルジュになってしまうのですが、、。

ここ数年、
ミュージシャンの伝記的な作品が多くて、
その流れに乗って、
フランスと言えば、セルジュでしょう、と
いう感じで作られたのかな、と思ったり。
(嫌な観客。)

個人的には、
幼少期の前半部分は楽しめたけれど、
後半部分、彼の人生で
大きな大きな部分だけを取り上げていて、
63年の人生を2時間の映画に託すのは無理があるんじゃないかなあ
と、いう感じでした。

「Control」のIan Curtisの人生は
23年だし、
「Nowhere Boy」のJohn Lennonは
美術学校へ入学するまでの期間の、
実の母親と、叔母との関係に焦点を絞っているし、
「Sex & Drugs & Rock & Roll」のIan Duryは、
主に息子との関係に絞っているし。

確かに、彼の人生には
盛りだくさんに女性が登場するけれどね。

それから、
全編を通して、たばこの臭いが漂ってきそうな感じ。
そこは、よく、セルジュを表しているのかな、と。

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