2010年8月18日水曜日

すまじをの事、父の事。

 
Posted by Picasa


あら、
すまじを、気持ち良さそう。

この家に引っ越してきて早7ヶ月。
そう、
だから、すまじを がいる生活も7ヶ月目。

猫は家に住むって言うから、
こうして飼い主が変わっても、
しあわせ(そう)なままで、私も嬉しい。

飼い主馬鹿なんだけど、
すまじを は本当にかわいい。

かわいいので、
見つけると、つい、頭をぽんぽんって軽ーくたたいてしまう。

で、
思い出した事。

子供の頃から、
何かにつけて、父が
同じように私の頭をぽんぽんって軽くたたいていたな。

10代の後半ぐらいになると、
それが嫌で
「何で、頭触るのよ!」って怒っていたけれど、
父は、
「いや、頭の形が良いから
 なんだか、たたきたくなっちゃうんだよ。」って言っていた。

短大を卒業して、
すぐに実家を出ているし、
今はこうして日本を離れて暮らしているので、
もう、長いこと、
そんなふうにして、頭をたたいてもらって(?)いないかもしれない。

こうして、
すまじを の頭を愛情表現として(軽く、あくまで軽く)たたいている私。

「頭をぽんぽんっ」ていうのは、
父の私に対する愛情表現だったんだなあ、と
今頃になって気がつく。

そして、
すまじを の頭をぽんぽんっとする度に
父の事を想う。


今年の日本への帰国は、
父の入院、手術、ということもあり、
70歳を過ぎても、
元気に働いていた父だけれども、
ああ、もう若くはないんだなあ、と
しみじみ感じてしまいました。
(今は、もう元気で
 さっそく仕事にも復帰しているそうですが。)

この世界に、同じ時間に、
あと、どれだけの時を一緒に
分かち合うことが出来るだろう。

「娘」として、
できる事は何なんだろう、

と、

思うこの頃。

0 件のコメント: