2011年1月31日月曜日

「Black Swan」



先週末、
映画館へ行って
チケット売り場で、売り切れと言われ、
そのまま、バースから引き返し、
結局私たちは何のためにバースに行ったんだろう?
と いう週末を過ごしたので、再度トライ。

今回は、オンラインでチケット予約。

普段は予約しなくては見れないような作品は観ないんだけどね。


いやいや。
とにかく、痛かった。

ほんとうに痛かった。

観終わっての感想は、
「ああ、また心理ホラー映画を観ちまった。」

この監督、
爪にちょっと執着がありすぎるのでは??

ナタリー ポートマンって
確か、セックスシーンもヌードもしません、
みたいな事を言っていたと思うんだけど、
やっぱり、少し年をとって、
表現者として、そういったことは避けられない、
大切さ、も見えてきたのかな?

に、しても
痛い痛い作品。

でも、たとえば
俳優さんが、
ものすごい悪役を演じることになって
その役作りをしていくうちに
その悪役の心がどんどん普段の生活の中に
浸透してきたりするのかもな、なんて思いました。

ああ、痛かった。

そうそう、ナタリー
御懐妊おめでとうございます。

2011年1月29日土曜日

「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」



好きな作品のひとつ。
ものすごーく久しぶりに見直してみました。
(先日、テレビで放送されていたので。)

英国でこの作品は2004年の春ごろに公開されており、
その時に映画館で鑑賞しましたが、
ストーリーの展開を追うのも、英語を理解するのも難しく、
その時は、
良い作品だと思うのにわからない!くやしい!
という思いを抱きました。

その後、DVDで字幕つきで鑑賞し、
やっとストーリーがわかった、という、、。

まあ、言葉が理解できるできないよりも、
最低でも2回は鑑賞しないと、判りにくいストーリー展開ですね。

ジム キャリーは、あんまり好きではなかったのですが、
この作品での、おとなしくて冴えない
(と、思われやすい。私はこういった男性の方が好きですが。)
男性を、普段よりも抑えて演じていて、とても良いです。

キルステン ダンストも、
スパイダーマンでは、ヒロイン役なのにあんまりかわいくないけど、
この作品では、なんだかものすごくかわいいし。

すべての俳優さんが、
うまく、物語の役にはまっているな、と。

この少し風変わりな作品にBeckの曲も、
ものすごく合っていると思うし。

たとえば、ソウルメイトに出会ったのに、
今はもう会えない状況であったりしたら、

なんとなくこの作品を観て、
もう一度何らかの形でその人に会えるんじゃないか
という、希望を与えてくれる作品。

そういう人が人生の中でいれば、
間違いなく、この作品を好きになるでしょう。

惹かれあう人は、
その時の記憶がなくなっても
また、なんらかの形で出会い惹かれあうのだと。

この作品の監督Michel Gondryの
「The Science of Sleep」も
2回目の鑑賞で良いなあと思ったし、
「Be Kind Rewind 」も、また観てみようか。

Big Garden Birdwatch!

朝起きて、ラジオを聴いていたら、
今日と明日は Big Garden Birdwatch とのことで。

前回、行われた時は
すっかり見逃してしまったので、今回こそは、と。

この、Big Garden Birdwatch とは、
RSPB(Royal Society for the Protection of Birds)
によって行われているもので、
自分の庭や近くの公園に
1時間でどのような鳥が遊びにきているのか
調査するもので、
誰でも参加は自由。
この調査によって、
野鳥の生態状況が少しでも、わかるようです。

興味のある方は↓
http://www.rspb.org.uk/birdwatch/

私たちは、午前中出かけていたので、
午後3時半から開始。
ちょっとズルをして、
始める前に
いつも以上に野鳥の餌をたくさん庭に振りまいてみたり。

先々週の週末は、
同じくらいの時間帯に、
家の庭に遊びに来てくれる野鳥が勢ぞろいで
遊びに来てくれていたので、
強気で(??何に対して??)いたのに、
本日は寒いせいもあるのか、
1時間の間にはいつもの常連さんしか遊びにきてくれませんでした。
(Blue tit, Great tit, Robin, Dunnock)

午前中には、
最近、毎日遊びに来てくれる JayもWrenも来ていたのだけれどもね。

と、いうことで、
明日の朝、朝一番に野鳥の餌やりをした後で、
もう一度、観察してみよう、なんて思ったり。
(あくまで調査であって、競争ではないんだけど。)

2011年1月6日木曜日

The Chapel Notre-Dame du Haut

 
Posted by Picasa


11月中旬(昨年の!)にスイスへ行ってきました。

今回の旅の目的は、
実はスイスというより、
フランスの片田舎の町Ronchampにある
このチャペルを訪れてみるため。

家の一番近くの飛行場から
この近くへ行くには、
スイスへ入るのが手っ取り早いという理由から。。

2日間、ジュネーブに滞在し、
3,4日目はバーゼルに滞在。
その際に、
Formula1の最終戦をホテルで鑑賞し
セバスチャンの涙に涙し、
翌日、電車でフランスへ国境を越えました。

が。

今回の旅は電車での移動が多く、
まったく遅れない、キャンセルしないスイスの鉄道に
感動していたのに、
国境を越えたとたん、電車がキャンセル。
さすがフランス。

結局、相方のもともとのプランだったレンタカーを借りて
雨の中、Ronchampへ向かう。
(相方、初めての左ハンドルで右側走行)

でも、
車で大正解でした。

私は、元気に駅から歩いていくつもりでしたが
けっこう距離があり、
あいにくの雨。
それに、
レストランらしきものは1件。
お店もほとんどなし。

お昼に着いた私たちは
その1件のレストランでお昼をして、
(お客は私たちと、1人の馴染み客のみ。)
フランス語しか話さないウェイトレスに戸惑い、
英語以外の言語も少しは話せないとな、と、しみじみ。
(相方はフランス語もちょこっと話せる。)

そして、
Le Corbusier のこのチャペルへ。
霧が深く、
光の美しさは残念ながら体験できませんできたが、
丘を登り、
丘の上にたたずんでいるこのチャペルが現れたときには、大感動。

霧が深かったけれど、
礼拝堂の
ステンドグラスの小窓たちから
昼間の光が差し込んでいるのは、
ほんとうにほんとうに美しかった。
晴れていたら、
もっともっと美しいのでしょう。


生きているうちに
訪れておきたかった場所のひとつ。

相方よ、
付き合ってくれてありがとう。

さて、次はどこへ行こうか。