2008年10月7日火曜日

啄木鳥

仕事中に、ふと、まどの外を見ると、白と黒の見慣れない鳥を発見。鳩にしては小さいしーと思っていたら、
なんと、啄木鳥との事。写真を撮らなきゃあーと、カメラを構えたときには、飛んでいってしまいましたが、
飛んでいった先の木で、ほんとうに、木を突いていました。
こんなかんじ。
http://wc.pima.edu/~bfiero/tucsonecology/animals/Images/bw_giwo_01.jpg

先日、日本から遊びに来た家族は、バース市内の観光クルーズ中に、キングフィッシャー(翡翠)を見たそうです。

2008年9月15日月曜日

Mary Fedden


以前に、雑貨屋で購入したポストカードがとても気に入り、
その作者Mary Feddenのポストカードを見つけるたびに買い集めていたのですが、
そのMary Fedden の作品展と、
彼女に関するレクチャーが7月にバースの大学でありました。
彼女は、ブリストル出身で、今年、なんと93歳!
しかし、彼女の作品は年を追うごとに、色使いが美しく、
それぞれの作品が完成されたかたちになってきていると、わたしは感じます。

93歳という年齢。
今のお年寄りは、元気だけれども、
それでも、多くの人がいろいろな事を諦めたり、
肉体的にしたいことが ’不可能’ になってしまったりすることもある年齢。
才能の溢れてた者が、年齢を追うごとに、その才能が衰退してしまうこともある。  
90歳を過ぎても、現役で作品を世界に送り続ける、
彼女は、その作品の美しさだけでなく、
そういった面でも、凄いなあ、と感じさせる画家であると思います。

そして彼女も、しましまフェチ、猫好き。


http://www.panterandhall.com/images/artists/mary_fedden.gif

2008年8月6日水曜日

初キャンプ

先週末は、Jに連れられ、J友達毎年恒例ドーセット キャンプへ、初、行ってきました。過去2年は仕事を口実に、行きませんでしたが、今年は仕事は休みだし、口実を作れず、いやいや参加。その「いやいや」が通じたのか、天気は最悪、雨雨雨、過去10数年で、一番最悪の天候だったそうです。しかし、2日目は雨で始まりましたが、お昼前には晴れ。J友人家族と、海岸まで歩いてきました。久々に、カントリーサイドをたくさん歩いて、気持ち良く、ビールがいつも以上においしかった!
帰路には、常々行きたいと思っていたcorfe castleに寄って、ここでも、もりもり歩いてきました。
現在、ウォーキングシューズの購入を検討中。

なんだ、けっこう楽しんできたんじゃないか。

2008年7月7日月曜日

Eagle vs Shark


昨年、観のがしたニュージーランドの映画「Eagle vs Shark」をDVDでやっと観る。周りにいたらちょっと困っちゃうなーという内向的な、リリーとジェラードの二人の恋の物語。二人を取り巻く、家族や友人もひとくせ有りなキャラクターだし、何をやってもぎこちなく、上手くいかないふたり。そのうえジェラードは欝気味で、子供じみていて、かなり自分勝手。そんなジェラードをひたむきに愛するリリー。あたたかく、かわいい作品でした。ジェラード役の Jamaine Clementはニュージーランドのコメディアンのようです。彼の不思議な雰囲気好きだわー。実物は、ほくろは無いのね。

http://video.movies.go.com/eaglevsshark/

2008年6月26日木曜日

車の色。

msnで、「世界の車の色の傾向」みたいな記事を見つけましたが、わたしもいつも、旅先で、車の種類や、色に目がいってしまう。イタリアミラノへ行ったときには、さすがイタリア、カラフルな車が多く、またミニ(新型)がたくさん走っていたのにはちょっとびっくり。わたしの住む、サウスウエストイングランドでは、青や、緑、赤、黄色などなど、色のある車が多いように感じます。そして、ロンドンへ向かうコーチ(長距離バス)に乗っていると、ロンドンへ向かうにつれて、黒やグレー、の車が多くなるように感じます。そして、いつも、日本へ帰国するたびに驚くのが、白とシルバーの車の多さ。ダークな色のイメージのあるドイツ車も、日本で見るのは、白とシルバーばかりで、ちょっと感動さえしました。まあ、フィアット500のメインカラーは白だし、新しいアウディは白を前面に押している感じだし、また、白の時代が来たのかな?

それから、車関連で、先日、ラジオのニュースで流れていたことですが、
「What car」というUKの車の購入ガイドウェブサイトで、「信頼性の高い車」には日本車が多く選ばれていたにもかかわらず、ホンダのシビックは、低く評価されていました。その理由は、スウィンドン(イングランドの都市、UKシビックはここで造られている)でつくられているから、、、、、、。

2008年6月25日水曜日

Jules et Jim


数週間前の事ですが、Jの希望でブリストルの映画館Watershedでフランソワトリュフォーの「Jules et Jim」(邦題; 突然炎のごとく)を観る。自分勝手な女の話じゃーん、というのが、観終わってすぐの感想でしたが、ウィキペディアによると、作品が公開された1962年、英国、アメリカでは女性解放運動が活発化しつつあり、その背景も、その時代に、この作品のヒットを後押ししたのでしょう。そして、タランティーノのパルプフィクション、アメリ、キャメロンクロウのバニラスカイに、この作品が引用されている場面があるようなので、これらの作品をもう一度観る機会があったら、ちょっと意識して観てみようと思うのでした。

http://www.bfi.org.uk/releases/julesetjim/?gclid=CJ242Jvpj5QCFQYaEAod7wadgA

映画の後は、Watershed のカフェで夜ご飯。
季節によって変わるメニューも良いし、バースエールもあるし、
なかなか美味しいと思う。
http://www.watershed.co.uk

2008年6月16日月曜日

給油できず。

ガソリンを運送するトラックのドライバーのストライキがはじまり、ストライキがはじまる前に、ニュースでは、心配しなくても大丈夫とか、言っていましたが、昨晩、近くの2つのガソリンスタンドでは、尽きてしまったようで給油できず。ストライキは、とりあえず(来週もかも)今日で終わりそうだし、今日は私の仕事は休みだし、明日にはなんとかなるかなーと思うけれど。昨年(今年だったか??)の、郵便局や、ロンドンの地下鉄のストライキといい、あたり前に利用できる、手に入れることができる と思っていることができなくなってしまうということ。しかし、 この 「できなくなってしまうかも」 ということの方が、あたり前なんだよなあ、と空を見上げるこの頃。

2008年6月10日火曜日

ヘビーローテーション

5月の下旬に、友人の結婚式があり、北イングランド、ランカシャーへ行ったり、またまた、ロンドンへ行ったりしていました。そして、花粉症が始まり、ちょっとバテ気味の最近。日本の花粉症は春ですが、イングランドでは、夏なのです。あと、2,3週間続くかなああああ。

過去2,3ヶ月で、相方Jが購入したCDの中で、
ドライブのとき、ロンドンへ向かうコーチの中で、料理中に最近、よく聞くのが、
Blood red shoes
The Kills
The long blondes
Jack Panate

Blood red shoesは、ブライトンからの、男女2人組、ギターとドラムのバンド。
The White Stripes と比べられるのを、あまり良く思っていないようだけど、
男女2人組み、ギターとドラム、といったら、比べられるのは仕方ないと思う。
プロモーションビデオもちょっとかぶっているかも。
日本では、8月9日、9月10日、サマーソニックで、演奏するようです。
http://www.bloodredshoes.co.uk/

上記の中でも、一番よく聞くのが、The Killsの最新CD 「Midnight Boom」
ギターのジェイミーがケイトモスと付き合い始めたことで、ゴシップにも登場することが多くなってきたかな?彼らも、サマーソニックで演奏予定。いいなあ、行きたいなあ。
http://www.thekills.tv/

Long Blondesはシェフィールド出身の5人組。4月にライブへ行ってきました。
CDジャケットからも、おしゃれーな感じ。でも、個人的には出たばかり(4月)の
2nd アルバム「couples」よりも、1stアルバムの方が好き。おお、しかし、
ジャケットには、シマウマが!
http://www.thelongblondes.co.uk/

何故か、真心ブラザーズを思い出させる(わたしだけかなあ?)ロンドン出身の Jack Penate。
聞いたままテキトーイングリッシュで、彼の歌を歌っていると、いつも相方Jが訂正してくれます。

http://jackpenate.com/

最近はこんなかんじ。

2008年5月15日木曜日

「Could you speak English please?」

渡英直後は、経験のため、恐いもの見たさ(?)のため、地元の英国人の美容師に切ってもらっていましたが、行くたびにしばらく落ち込むはめになるので、「経験」は十分したし、最近はロンドンの日本人美容師に切ってもらうことにしている。そして今日、来週末に友人の結婚式に招待されているので、その前に髪を切りにいこうと、ここ半年ぐらい利用させていただいているロンドンの美容院に電話をかけたら、あいにくわたしの都合の良い日は定休日、、さてどうしようと、検索し、いくつかの美容院に電話をかけていたときの出来事。

ある美容院へかけたら、
「May I help you?」これは、日本人経営でも、よくあること。で、
「あの、、予約をしたいのですが、、」
で、その答えは、
「Could you speak English please.」
「、、、、」(予想外の答えに、ちょっと戸惑う)
彼女のアクセントは、日本人のアクセントに聞こえるけれど、もしかしたら、中国人とか、韓国人とか外国人の従業員なのかなーと思って、そのまま英語で予約。
で、説明を聞いている中で、どうしても彼女が何を言っているのか理解できず、
「Sorry?What did you say??」を繰り返していると、彼女は、いきなり「(あなたは)日本人ですよね?」(間違いなく日本人の日本語)と、聞いてきた。
「はい」と答え、日本語で説明をするのかなー?と思ったら、そのまんま、英語で説明されてしまった。彼女の言っている事は、分からないままで、なんだか、もうどうでもよくなって、
結局、他の美容院で予約を取る事にしてしまった。

そして、なんだか釈然としない思いだけが残った。

言語とは、コミュニケーションを図る手段、自分の意志を伝える手段である。わたしが、ある程度話せ、理解できるのは、母語の日本語と英語しかないけれど、会話の相手や状況によって、言語や使いまわしを変えるのは、当たり前の事であると思う。例えば、英国人(あるいは英語を話す外国人)の同僚の前で、英語を解す日本人の同僚と日本語で話すのは、良いマナーとは言えないと思う。英語を話せるポーランド人の同僚が、目の前でポーランド人の同僚とポーランド語で話していたりすると、なーに話しているんだろう、と不思議に思う。日本人の友人だけで、パブで会う時は、周りに英国人がいようと、日本語を使うのが自然であると思う。

電話の彼女について、その美容院の方針なのかなー?とか、まわりに、たくさん英国人、あるいは英語を解す外国人がいたのかなー?とか、考えてみたけれど、ロンドンの日本人向けの発行紙に広告出しているんだから、日本人の客が来るのも、当たり前で、「Could you speak English please?」は、ビジネスとして、どうなのかなー?と思う。

2008年5月14日水曜日

The Mighty Boosh

BBC3 の人気コメディ、マイティーブーシュ。相方Jが、昨年、1エピソードを観てから、DVDを購入、なんかくだらないもんをよく観ているなあーと思っていたら、Jが今年秋の彼らのライブツアーのチケットを購入、じゃあ、下見をしておこう、と観たところ、た、楽しいー、さいこー、すっかりはまってしまいました。ジャズマニアのハワードと、パンク、エレクトロなヴィンスを中心に、シリーズ1では、動物園を舞台(?)に、シリーズ2ではロンドンのフラットを、シリーズ3ではシャーマン、ナブーのブッティック (その名もナブーティック)を舞台に、時空を超えた(???)コメディです。シャーマンのナブー、ゴリラのボロをはじめ、変なものが沢山でてきます。エキストラは、ジュリアン(ハワード)とノエル(ヴィンス)の友人や家族だったりもして(ちなみにナブーは、ノエルの弟)、そういうところからも、現場の楽しい雰囲気が伝わってきます。

BBCのマイティブーシュのページ
http://www.bbc.co.uk/comedy/mightyboosh/

マイティブーシュのオフィシャルページ
http://themightybooshsite.trinitystreetdirect.com/splash.aspx

2008年5月8日木曜日

Lars and the real girl

ちょっと前の事だけれども、バースの小さなシネマ、その名もリトルシアターで、「Lars and the real girl」を観る。優しいけれど、こころを閉ざしたラ-ズに美しいガールフレンド、ビアンカができた事で、世界が明るくなる。しかし、そのガールフレンドはダッチワイフ ・・・。それを知らないのは、町中でラ-ズだけで、彼の家族も、町中の人も、ラ-ズを支えるため、ビアンカをラ-ズのガールフレンドとして -人として- 接しはじめる・・・というアメリカの小さな町のお話。
ビアンカが登場してからは笑いっぱなしでした。アカデミー賞では、脚本賞にノミネート、日本では2008年渋谷シネクイントで公開予定だそうです。

予告を観たい方はこちら。

www.larsandtherealgirl-themovie.com

2008年5月7日水曜日

「号泣する準備はできていた」

ジェーンオースティン「ノーザンガー寺院」を読んでいるはずですが、ちょっと寄り道をして、仕事の空き時間に日本語の短編集、江国香織さんの「号泣する準備はできていた」を読む。日本語の本に飢えて、ロンドンへ行った時に思わず買ってしまうのが(高いけど。400円の文庫本が£5=1000円以上!!!)、何故か江国香織さんの作品の事が多い。江国さんの作品は特別に大好き、と言うわけではないけれど、かるく読めるし、おおはずれっ!って事は無いので、まあ£5を無駄にする事はないかな~という思いからかもしれない。でも、この「号泣する準備はできていた」は、とても良かった。私には大当たりっ!で、ひととおり読み終えて、もう一度、気に入った短編から読み直しました。江国さんの大好きな友人は、「(江国さんの作品の)ほんわかしたところが好き」と言っていましたが、わたしは、むしろ、その「ほんわか具合」が少し苦手でした。でもこの作品は、江国さんのほんわかさを残しながらも、解説で光野桃さんが書いているように、「肉食」で、煮込まれた肉を手掴みで食べる、指の先までしっかりと舐める、口の周りがべたべたしても構わない、本当にそんな作品でした。どの短編も良いけれど、一番好きなのは「じゃこじゃこのビスケット」。わたしも出鱈目ばかり信じる17歳だったわ~。

2008年5月6日火曜日

May day holiday

昨日、月曜日はバンクホリデー、休日でした。相方Jと映画を観にいこうかー、とか、何処かに行こうかーなどなどのんびり話しているうちに、午後になってしまい、結局、ピザを作りました!手作りピザ。オレンジページ「基本のイタリアン」とJが見つけたイタリアンピサの作り方のウェブサイトを参考にして。今までにパンを作った事もないので、とにかく楽しかった!
出来上がりは、、、レシピに従ったけれど、ちょっと焼き時間が長かったかな~。生地が少しかたかった。

2008年5月1日木曜日

The Jane Austen ***

先日、観のがしたなーと思っていた「The Jane Austen Book Club」をDVDで観る。なかなか洒落た作品でしたが、オースティンのそれぞれの作品を読んでいたら、もっと楽しめたかな? 日本では4月12日から渋谷のBunkamuraで公開されているようです。で、私は今までに、英語ビギナー用の「Pride and Prejudice(高慢と偏見)」しか読んだ事がないので、早速古本屋さんへ。「Northanger Abby (ノーサンガー寺院)」を購入しました。1ヶ月1冊のペースで読めるかなー??まだまだまだ英語の作品には時間がかかるのです。

そして、そういえばバースにはジェーンオースティンセンターがあるなあ、昨年、映画「Becoming Jane」(2008年日本公開予定)を観て、行ってみようと思いつつ行っていないなあ、と、本日行ってきました。どうやら「Northanger Abby」「Persuasion」はバースについて書かれているようです。作品の中でふれている場所、オースティンが住んでいた場所をめぐる
ウォーキングツアーがあるようなので、この2冊を読み終えたら参加してみよう、と考えております。

2008年4月28日月曜日

はじめまして。

こんにちは、しまうまです。
初めてラップトップを購入した時から、ブロクを始めようと思いつつ、かなりの時間が経ち、
相方Jのちからを借りて、やっとこうしてブロクを立ち上げる事ができました。

今年の夏で、英国での暮らしは7年めに入ります。
2ヶ月前に、イングランド南西部、古代ローマの浴場跡で有名なバースに引っ越してきました。長く暮らしていると、さすがに、新鮮な目だけで「英国暮らし」を見る事はできなくなってしまったけれど、英国の現状、日々の事、美しいと感じたもの、面白いと思ったもの、音楽や映画や本の事を綴っていこうと思っております。