2010年9月29日水曜日

階段の壁塗り。

 
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週末は、
F1と労働党の党首選挙の結果を
気にかけながら、
(うちは労働党ではないけど。)
階段付近の壁の色塗り。

以前の持ち主は
白にしていたけれど、

どうも、
白一色ってのは味気ないし、
ちょっと寒い感じ。

相方の意見は
明るさを求めて「白」。
(今のままで、いいんじゃん。)
で、なければ
リビングルームとダイニングルームと同じ色。

私は、もっといろいろな色を
使いたかったけれど、
大胆になれずに、選ぶ色は
リビングルームと同じ系統の色。
なら、
同じ色でいいか、と。

長ーい梯子と足場を作っても、
私が届く場所は限られていて、
私の仕事はあまり無し。

須磨塩は
猫らしく、高いところで嬉しそう。

Gas fireplace and Chimney sweeper

 
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こんな写真アップしてもねえ、
と、思いつつ
あとで見直すと結構楽しいから。
術前 術後 みたいに。

家にある3つの暖炉のうち、
2つは、以前の持ち主が素敵なものをインストール。
残るひとつは、以前の持ち主曰く、
「もう、長ーい間、使っていない」という、
ダイニングルームのガスの暖炉。

使うとしても、安全度は?だし、、
雰囲気がぜんぜんマッチしていないし、、
このガスファイアの後ろに何があるかも知りたいし、
(古い家の場合、掘り起こしてみると、
 きちんとした暖炉があったりする。)
で、
処分することに。

ガスの専門家に来てもらって、
ガスを止めてもらうつもりが、
「もう、止まっているよ。」との事で、
作業はあっと言う間に終了。

その後、
ちょうど良いタイミングで
煙突掃除屋さん(Chimney sweeper)が現れる。

夏の間に鳥が巣を作ったりしているので、
秋口、本格的に使う前に
煙突の掃除が必要。

彼が現れたとき、
私と相方の頭にはメアリーポピンズの
チムチムニーチムチムニー♪が流れていて、
相方は、歌って踊ってくれるのも期待していたよう。(???)

煙突掃除屋さんって
きっと、たくさんの人に、
歌って踊ってくれるのを期待されているんだろうなあ。(?)

巨大な掃除機と、
円形のブラシ、

私も相方も初めて見るので、
興味津々。

これで、
2つの機能している暖炉は使用できる!

2010年9月23日木曜日

富山からこんにちは。



叔母が送ってきた
蛙の写真。

あまりにもかわいいので。

日本はまだ、
暑い日が続いているようで
叔母が朝夕、庭の花に水をまき始めると、
縁側の下に住み着いている蛙が
こうして顔を出して、
「水をくれ~」と、おおきな口を開けて待っているんだって。
(口を開けている時は
 水まき中なので、
 ホースを持って写真は撮れなかったそうですが。)


今日は、
思いがけない出会いが
幾つか重なって、

ここ数年、
超自然的な事とか、
運命とか、セレンディピティーとか、を、
思ったり、信じたりしなくなってきていたけど、

今日は、
そういうこと全部、信じることができそう。

満月のせいかな。

2010年9月22日水曜日

Loretta Lux




ときどき

作品集を開いて
私を
ちがう世界へ導いてくれる
アーティストのひとり、

Loretta Lux。

彼女の作品との出会いは
4,5年前、
叔母とイタリア フィレンツエを旅をしていた時。

叔母も私も、
美しい本や、画集、絵本が好きなので
良い作品がないかな?と、
立ち寄った本屋さんで出会いました。
(でも、私は立ち見読み、図書館派。
(旅行、引越しばかりをしていたから))

本屋さんで、
しばらく眺めていて、
立ち見読み・図書館派のわたしが、
欲しくて欲しくて
欲しくてたまらなかったのですが、

イタリア語、、、。

アーティストについての詳細を読めない、、、。

で、
英国へ帰国してから
英語のものを購入。
(厳密には相方からのプレゼント。
 相方は「怖い」と言う。)

でも、
今はこうして
インターネットでいくらでも情報を入手できるから、
叔母との旅行の思い出として、
イタリア語でも良かったのかもな。


静寂と
孤独と、
強さと。


私は
彼女の作品の、
空や緑が好きなのですが、
検索をしていたら、
新しい作品として、
猫のいる作品を見つけたので、
思わず。

2010年9月20日月曜日

Cambridge&Suffolk

 
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この写真は、
私の大好きなデイビット ミッチェル
(作家じゃなくてコメディアンの方)
の母校 ピーターハウス。

このピーターハウスは
こじんまりしているけれど、
ケンブリッジの大学の中でも
最も古くて1284年創立。

1日目、
天気も良くて、
私たちはケンブリッジ名物の
ボートに乗りました。

船を漕いでくれたお兄さんの
(お兄さんって言っても、
 9月から大学が始まるって言っていたぐらいだから
 明らかにものすごく年下ですが。)
それぞれの大学のエピソードの説明も良かったのだけれども、
お兄さん、
橋に頭をゴツン!とぶつけてしまい、
「こんなこと初めてだあ!」と叫んでいました。
(痛たたたた。)


しかし、
ケンブリッジの街中には、
あんまり地元が売り!の個人レストランが少なくて、

うん、
まあ、私たちがバースに住んでいて、
バースって町の規模に比べると
レストランやお店が多くて、
個人経営の店も多いから
仕方ないなあ、なんて思っていたら、

ケンブリッジ滞在中に、
新聞に
「英国で
 チェーン店ばかりが立ち並ぶ町
 ワースト1にケンブリッジ」という記事が
記載されていました。

ああ、そういう事だったのね。


そして、3日目は
サフォークへ。

インターネットで見つけた電気屋さんと、
西暦625年に埋葬された
イースト アングリアの王様のお墓と言われている
Sutton Hooへ行ってきました。

日本で言う古墳のようなもので、
はるか昔に世界中で、
似たような形で権力者が埋葬されていたと思うと、
不思議ですね、
人間って。

そこで発掘されたものは、
現在,大英博物館で保管されているそうなので、
今度は、大英博物館へ行かないと。

ダイニングルームライトをインストール。

 
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「ケンブリッジ&サフォークへ行く!」
と、
言うと、
皆同じように、
「サフォーク???」
という顔をする。
(確かに、目だった観光地じゃないしね。)

なぜ、
サフォークへ行きたかったか、というと、
インターネットで
素敵なライティング(lighting)のお店を見つけたから。

オンラインで注文する前に、
どうしても実物を見ておきたかったので。

ショールームは
ライトもアイロンワークも
ソフトファニチャーも生地もすべて展示してあって、
思っていて以上に、
素敵でした。
雰囲気もサービスもとても良かった。

で、
週末に早速
購入したペンダントライトをインストール。

日本で新しいライトを購入したときは、
ワンクリックで設置できたけれども
(全てがそうではないのかもしれませんが、、)

こちらでは
どうやら、配線も、
天井に穴を開けるのも
私たちの仕事。


あまり高くない私たちの家の天井に
ペンダントライト(吊り下げ型)はどうかなあ~とも
思ったけれど、

ライトを変えただけで、
雰囲気がぜんぜん違う!
温かみが出て、
なんとなくcosy、居心地が良くなりました。


しばらくの間、
家全体の電気配線のチェックのため、
電気屋さんが出入りしていたので、
家の改装は停滞していたのですが、
やっと終了して、
改装再開!

2010年9月16日木曜日

「Metropolis」



4泊5日でケンブリッジ&サフォークへ。

英国で暮らし始めた最初の3年、
とにかく英国中(とヨーロッパ中)を
旅してまわったけれども、

何故か足を踏み入れていなかった
イングランドの東部。

ついに訪れてみました。

で、
ホテルでは
「Bedazzled」(邦題;悪いことしましょ)
「Cat woman」
「failure to launch」
「Italian Job」
といったアメリカの映画をぼんやりと観る。

ケンブリッジには
バースのリトルシアターと同じ系列の
小さな映画館があり、
そこで、
「Metropolis」を鑑賞。

1927年、
ドイツ、Fritz Lang監督による作品。

1927年、
世界公開時に、
興行的、政治的な理由で
1時間半分カットされ、

80年後の2008年、
ブエノスアイレスで
現存するこの作品のフィルムよりも、
30分長いフィルムが見つかり、

念入りに再建され、
デジタルによって復元された作品です。

2010年、
SF映画や、CG、
特殊メイクには見慣れてしまっていて、

笑ってしまう場面もたくさんあるのだけれども、

1927年、
観客はどんな感想を持ったのだろう。


そして、
私は、
ジョージ オーウェルの「1984」の世界や
高架橋がたくさんの東京と
たびたび
イメージが重なりました。
(吉原 もあるし。)

「1984」が書かれたのも、
東京が高架橋だらけになったのも、
ずっと後の事、なのだけれども。

ちなみに、
手塚治虫さんの
「メトロポリス」とはちがうお話。

2010年9月9日木曜日

「To Kill a Mockingbird」




邦題は「アラバマ物語」。

2年くらい前に
DVDで「カポーティ」を観て、
カポーティの友人が
「アラバマ物語」の作者ハーパー リーで、
作品の中で「アラバマ物語」について、
ちょっこーと触れており、

英語圏では
この「アラバマ物語」、
小中学生の教材としてよく使われるそうで、

では、読んでみようと。(英語版)

映画を観たほうが早い、
と、
思いつつ、
相方は、
私が読み終わるまでは
レンタルの注文をしない、と言い張り、
半年くらい前に、
長い時間をかけて、やっと読み終わる。

で、やっとDVD鑑賞。
理解出来ていたのかどうか
ストーリーの復習!

1930年の後半、
黒人差別の激しいアメリカ南部の
閉鎖された村で夏を過ごした兄妹(きょうだい)の
出来事と、
子供の視点から見た、
閉鎖された田舎の村、
黒人や障がい者に対する差別について
描かれています。

差別はいけない事。と、
言うことは簡単だけれども、

わたしは、

誰のこころにも、
「差別をする」って思いが潜在的にでも
あると思う。
その思いに対して、
どのように対峙するかは、
それぞれの人の経験や、
教育、
家庭や生活環境によると思う。

この作品の原作が
小中学生の教材に使われるのは、
もっともだと思いました。


ちなみに、
最初のイメージ画像が、
初版本のカバー絵。
レターも
色使いも良い。

2010年9月7日火曜日

Red sky in the morning;

 
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英国で

朝焼けの話をすると
たびたび聞くことのある言伝え。

Red sky at night, shepherds delight;
Red sky in morning, shepherds' warning.

調べてみたら、
羊飼い ではなくて
船乗り バージョンもあるようで、

でも、
英国では羊飼いが主流のよう。
(私は、サマセット、サマセット近郊(農業が盛ん)
 での生活が長いので
 羊飼い バージョンしか聞いたことが無いのですが、
 海の側で暮らしたら、
 船乗り バージョンが主流なのかもしれません。)

この写真は
9月4日 土曜日の朝、
6時半ぐらいに撮りました。

羊飼いの言伝えは的中で、
その日は雨降り。


それから、
こんなふうに
牛がかたまって休みだしたら、
雨が降るとも言われています。

 
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これも的中率高い。
(2年くらい前に撮った写真ですが、
 この日もその後雨になった。)

でも、
不思議なことに、
牛たちは雨降りの前には一休みするけれど、
雨の中では平気で草を食んでいたりします。

2010年9月2日木曜日

夏がちょっこと帰ってくる。

 
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ここ2,3日
暖かい日が続いています。
(さすがに朝と夜は寒くなってきたけれど。)

すまじを は、
庭でこんなかんじ。

警戒心まったく無し。

2010年9月1日水曜日

それこそ紙の無駄では??

ヴィザの申請に伴い、
毎回必要なモノのひとつ
銀行の明細書。

私は、2005年からオンラインだけにし、
紙による明細書の受け取りは拒否していたのだけれども、

ヴィザの申請には
過去3ヶ月分の、
プリントアウトではなくて、
銀行からのモノが必要とのことで、

オンラインの説明を読まずに、
時間があった
仕事の合間に銀行へ。

で、まず、
また「やられた!」のが、
1月に引越しをして
変更したはずの住所が、まだ変わっていない。
たしか、
引っ越しをして、現在9ヶ月目の間に、
したはずの住所変更がされておらず、
2回くらい、変更のお願いをしているのに。

またかい。

(オンラインのモノは、
 すべて住所変更されているのに、
 銀行のコンピュータでは、変わっておらず。
 システムが違うのですかね?)


で、過去3ヶ月分の明細書をお願いすると、

「それは無理。
 あなたが、ペーパーステイトメントを止めた期間の
 ステートメントが送られてくるわよ。」

って?

わたし、
2005年に止めてるから、
5年分の明細ですかい??

明細はオンラインで見られるし、
紙の無駄だから、停止したのに!

あなた(銀行)の方からも、
「資源を守るためのお願い」って言っていたのに!!

イングランドよ、
また、あなたのシステムに
たまげてしまったよ。



(どうやら、オンラインで
 欲しい時期の明細書を注文できるようです。
 最初からオンラインに頼めば良かった。

 いや、
 どうせまた、
 なかなか届かないんだろうから、
 オンラインでも注文するけど。)

紙の無駄~。

「The Illusionist」



アニメーション嫌いの相方を無理やり引き連れて、
週末にバースのリトルシアターで観た作品。


2003年のアカデミー賞で
Les Triplettes de Belleville
で、2部門にノミネートされた、
Sylvain Chomet(シルヴァン ショメ)監督の作品。

私は日本人で、
アニメーションとともに成長してきたし、
絵を描くのが好きなので、
「アニメーション」への許容は大きいと思うのだけれども、

あまりにも擬人化が激しいものや、
あまりにもコンピューターの力に頼っているものは
苦手。

この作品は、
そういった作品からかけ離れて、
作り手の思いと体温が伝わってくる作品。

ストーリーはシンプルで、
ちょっと先が読めてしまうけれど、

老人と若い女の子、
新しい娯楽に押され、
魔術師の需要がなくなりつつつつある世界を、

監督が訪れた際に
すっかり気に入ってしまったという
スコットランド、エディンバラを舞台に
繰り広げられます。
(そして、彼は2004年に、
 エディンバラにスタジオを設立。)

パリからロンドンへ、
ロンドンから、スコットランドの離れ小島へ、
そして、エディンバラ。

英国の美しさや、
天候、スコットランド、スコットランド人を、
アニメーターという職人の手によって、
美しく(可笑しく)表現されています。

「Them」



週末に観たDVD
フランスの作品 「ils」、
英語圏でのタイトルは「Them」。

相方が、
「1954年のアメリカのホラー」と言っていたけれど、
あれ?
英語じゃない。

どうやら、
相方が観たかったのは「Them!」で、
詳細を読まずにタイトルだけでオーダーしてしまったよう。

で、この作品、
英国では2007年公開、
ルーマニアで実際にあった話がベースとなっているようです。

「ファニーゲームス」同様、
後味最高に悪。

でも、
「作品」としては、
「ファニーゲームス」の方がずっと上。

この作品、
確かに怖いのだけれども、
焦点が定まっていない、と、いうか。

焦点を、
被害者にしたいのか、
暴力にしたいのか、
Themにしたいのか、
心理ホラー作品にしたいのか、、

観終わって、
ただ「怖かった!ほんとうに怖かった!」
って思う前に、
ちょっと宙ぶらりん感が残る。

でも、
ほんと、
こういった作品は、
もう、観たくないってば。