2011年2月21日月曜日

「From Hell」」



ひさしぶりに「マウス」を読んで、
そうそう、
これも、もう一度読みたかった、と
ひっぱりだしたのが
「From Hell」。

アラン ムーア原作、
(1976年に出版された
 スティーブン ナイトの作品を参考にしているようですが。)
エディ キャンベル漫画の
英国人が今も大好きな(?)殺人鬼
Jack the Ripperのお話。
かなり、グロイけれど、
クオリティが高くて、読み応えのある作品。

しかし、
同タイトルで映画化されたこの作品は
びっくりしてしまうぐらいB級。残念!
もっと、お金をかけられて、
こだわりがあって、
センスの良い監督に
撮って欲しかったわあ。

そして、
先日訪れたLeedsの
アートギャラリーに、
この作品にでてくる画家
Walter Sickertの作品が5,6点ありました。
そういう事もあって、
この作品をもう一度読みたくなったこともあり。

Jack the Ripperは
彼だったんでは?という説もあるようです。

Walter Sickertの作品は
今改装中の
バースの美術館にもあるのですよ。

本棚作り。1

 
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リビングルームは、
窓を変えて、本棚を作れば
やっとカーペットを変えられる。

最初は、
ジョイナリーに本棚を作ってもらう事を
考えていましたが、
少しは安くつくしと、
自分たちで作ることに。
(木材だけでも、かなりの値段になる!)

しかし、どうなることやら。

下半分は、相方のオーディオ機材用、
上半分は本用。

製作中は、
オーディオ機材を
(もちろん!)置いておけないので、
相方は、
めずらしく、早く作り終えたいようで
週末で、コレだけできた。

今週末は、家を空けるし、
いったい何時できあがるだろう?

2011年2月15日火曜日

「Maus」



昨日は
久しぶりに何も予定が入っていないお休みの日。

さて、何をするか。

先週、バーミンガムとリーズに行って
ちょっとお買い物をしたし、
今月末にはロンドンへ行くから、
今、お金を使いたくないし、

相方は観たくなくて、
私は観たい映画でも観にいこうか、
と、思ったけど、
最近、録画の出来るデジタルボックスを買って(相方が)、
録画した映画がたくさんあるし、

読みかけの本もあるから、
天気は良いけど、家で過ごすことに。

読みかけの「動物農場」を読み終えるつもりが、
少し読み始めて
結局、最後まで読んでしまったのがこの作品。

アート スピーゲルマンの
グラフィックノベル(要するに漫画)、マウス。

彼のお父さんのホロコーストの伝記と、
その経験が後の父親と、家族と
彼自身の人生に影響していくこと、

彼が才能のある表現者であること、
そして、体験を語ったのが父親であること、
ゆえか、
漫画であっても、
登場人物が動物であっても、
ものすごく細かく描写、表現されています。

ホロコーストという
衝撃的な事実を扱っているからだけでなく、
クオリティの高い良い作品です。


私がこの作品をはじめて読んだのは、
ポーランドのクラカウとアウシュビッツを旅する前に。
(旅行前にクラカウが舞台の「ふたりのベロニカ」も観た。)
いつだったかなと、
思い返していたら、
もう5年くらい前の事で軽く驚く。
日々があっというまに過ぎていきます。

2011年2月14日月曜日

バレンタインのプレゼント?

 
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週末にアンティーク/ガラクタ マーケットで購入したもの。

また缶を買ってしまう。

モノは集めない、
生活に必要の無いものはできるだけ買わない、
ようにしているのにもかかわらず、
またまた、古い缶を買ってしまう。

この缶、今までに見たこと無いし~
市松模様が好きだから~
このレター(文字)がデザインの参考になる~
と、言い訳。

スプーンは純銀製で、
17世紀のもの。
作られた年と場所を調べてもらったのに、
その他の(結局買わなかった)モノの年とごちゃごちゃになって覚えていない。
今、インターネットで調べたけど、
良いサイトが見つからなかった。
(フリーのホールマークガイドは無いのかな?)
この形は塩用なんだって。

パルメザンチーズ/ふりかけ用の
小さいスプーンを探していたので、
相方に、明日はバレンタインデーだよ、と
買っていただく。

Roman blind

 
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週末にやっとやっとやっと
注文していたローマンブラインドができあがる。

昨年の夏に、
この窓を暖房、セキュリティの面で2重構造のガラスに変えるつもりが、
(以前の持ち主の手作りのステンドグラスは、
 軽く押せば外れる、というおそろしさ。)
時期を逃してしまい、
「窓ガラスを変えてからカーテン(ブランド)を変える」という予定も先送り、、。

いやいや、
順番が狂うけど
色あせたおじいちゃんの背広みたいな緑色のカーテンは
もう、変え時でしょうと、強行。
去年の9月下旬にお店を見て回り始めて、
取り寄せた見本のファブリックは結局24枚。

相方の両親が遊びに来るたび
「もう決まった?」 「ん、まだ。」が続き、
結局、決めたのがシンプルな縦縞、、、。

結局、シンプルなモノしか選べないわたし。

ほら、
これから家具も増えていくし、
本棚を作ったら、色も沢山になるし、
暖炉のうえにも、綺麗な絵を見つけたら飾りたいし、
すぐに、いろんな色でごちゃごちゃになるから、
カーテンはシンプルな色で、と。

しかし、相方は不服。
「わたしに任せる」って言っていたくせに~。

いつまでも、サンプルを取り寄せていてもきりが無いし、
クリスマス前に、
思い切って注文。

で、昨日さっそくインストール。

げ。
窓の下にあるラジエーターの事、ぜんぜん考えていなかった。

ブラインドを開けているときはいいけど、
閉めると
たて縞々がどこまでも~。

まあ、いっか。

そうそう、
ローマンブラインドってその気になれば簡単に作れるみたい。
いつか、作ってみようか。

2011年2月4日金曜日

最近の日課。

最近の日課。

仕事が終わる。
   ↓
ケーキを一切れ買う。
(たまに2切れ)
   ↓
家に帰る。
   ↓
ケトルを沸かす。
   ↓
庭に出て、野鳥に餌をあげる。
   ↓
コーヒーを作る。
   ↓
コーヒーとケーキとともに2階へあがる。
(須磨塩もついてくる。)
   ↓
着替える。
   ↓
2階の窓から野鳥観察。

ああ、しあわせ。

2011年2月1日火曜日

どうしちゃったの ミニシアター。

2011年1月29日で
恵比寿のガーデンシネマが休館。

渋谷のシネマライズもスクリーンの数を減らしたり、
シネセゾン渋谷も2月の下旬で休館。

渋谷のシネアミューズももう無いし。
(現在はヒューマントラストシネマ渋谷)


単館劇場の専売特許だったアート系作品が
シネコンでも上映されるようになったことや、
洋画の購入額が高騰し、
配給会社も単館ではなくシネコンでの公開を増やしたため、
単館劇場の独自性が薄れ、
興行的にも苦しくなった、のが原因だそう。

それから、あるウェブサイトでは、
「若者の」単館映画離れだって。

でも、映画って若者だけの娯楽じゃないのに。

残念だなあ、
とっても残念だなあ。
ガーデンシネマもシネセゾン渋谷もシネマライズも
世界中の映画を上映していて
20代の私が
足繁く通った場所のひとつなのにな。

今も、バースで映画を観るなら、
オデオンじゃなくってリトルの方が多いし、
小さかったり、古かったりする映画館ってだけでも
わくわくするのに。

バースのリトル(と、いうかピクチャーハウス)
では、
会員割引があったり、
会員だと、提携しているレストランで割引があったり、
それから、
よくあるシルバースクリーン割引に
お茶とケーキが付いてきたり。(日本なら日本茶とおせんべとか。)
毎週水曜日の11時からの上映は
お母さん(保護者)+赤ちゃん用で、
赤ちゃんがぐずっても、授乳もオーケーだったり。

英国で観て、ものすごく良かった作品が
日本では未公開だったり、
世界中には、まだまだたくさん素敵な作品があるのに。

日本のミニシアター、
なんとかがんばってほしいです。