2011年3月17日木曜日

国は、まず自国民を守る責任がある。

今、こういった状況で、
インターネット、
フェイスブックやツイッターは
ほんとうにありがたい、
文明の利器だと思っている。

だけれども、
それが、逆にデマや悪用にも使われていたりする。
こんな非常事態に。

私は、今、英国に住んでいて、
情報は、インターネットの朝日新聞と
NHKと英国のガーディアン紙と、
テレビでは
BBC と Sky Newsだ。
日本と英国のニュースを比べる事ができる。

ニュースを見ては、
心を痛めているけれど、

放射能と余震の恐さ、寒さ、
食料と燃料不足の危機を感じながら
情報を入手しているわけではないので、

結局は、
心もとなさを感じながらも、
冷静さを保っている、保てる状態にいるのだけど、

外国の大使館が西日本に移動したことや
各国が、東京、東京以北の在日外国人に
西日本へ、あるいは日本から避難する通達に対して、
日本政府を批判したり、
政府は何かを隠している、といツイートもあり、

私は、
それぞれの国は、
日本へ救済を送ることだけではなく、
まず、
自国民を守らなくてはいけない、
自国民を守る責任がある。
と、思うのです。

彼らには避難する場所が、国がある。
もし、英国でヨーロッパで大きな災害やテロがあったら、
私が避難する場所は日本だ。

だから、他国の他国民への指示に
まぎらわされないで、と思います。


エジプト暴動時、
日本を含む各国は、自国民をエジプトから避難させた。
それでも、多くのエジプト国民は危険な中にいた。
子供も、お年よりも、体が不自由な人も。
規模も、原因も違うけれど、
各国の、まず最悪を想定して自国民を守る、
守らなくてはいけない、
何とかして守らなくてはいけない責任がある、といった姿勢は、
変わらないと思います。

1 件のコメント:

けい さんのコメント...

ご心配いただきまして、ありがとうございました。
娘一家が関東なので連絡がつかない間は心配しましたが、
無事とのことでホッといたしました。

こんなときにありもしない風評やチェーンメールなど、
もってのほかだと思いますが、心ない人たちも居るのだと
情けないです。
関西も大活断層が控えていますので判らないではありませんが、
物がなくなっています。
買い漁りに走る心理。。人の動きが人を煽るのだと
つくづく思います。

"国は、まず自国民を守る責任がある。"
ほんとうにそう思います。
それは当然のことではないでしょうか?
海外で因がなんであれ事が起こったとき、自国民の
救出にあたるのは。
今までに日本政府もありましたよね。


阪神淡路の大震災をはるかに凌ぐ大惨事に胸が痛いです。
立ち上がろうとしている人々に心からのエールを送りたいです。