2010年9月16日木曜日

「Metropolis」



4泊5日でケンブリッジ&サフォークへ。

英国で暮らし始めた最初の3年、
とにかく英国中(とヨーロッパ中)を
旅してまわったけれども、

何故か足を踏み入れていなかった
イングランドの東部。

ついに訪れてみました。

で、
ホテルでは
「Bedazzled」(邦題;悪いことしましょ)
「Cat woman」
「failure to launch」
「Italian Job」
といったアメリカの映画をぼんやりと観る。

ケンブリッジには
バースのリトルシアターと同じ系列の
小さな映画館があり、
そこで、
「Metropolis」を鑑賞。

1927年、
ドイツ、Fritz Lang監督による作品。

1927年、
世界公開時に、
興行的、政治的な理由で
1時間半分カットされ、

80年後の2008年、
ブエノスアイレスで
現存するこの作品のフィルムよりも、
30分長いフィルムが見つかり、

念入りに再建され、
デジタルによって復元された作品です。

2010年、
SF映画や、CG、
特殊メイクには見慣れてしまっていて、

笑ってしまう場面もたくさんあるのだけれども、

1927年、
観客はどんな感想を持ったのだろう。


そして、
私は、
ジョージ オーウェルの「1984」の世界や
高架橋がたくさんの東京と
たびたび
イメージが重なりました。
(吉原 もあるし。)

「1984」が書かれたのも、
東京が高架橋だらけになったのも、
ずっと後の事、なのだけれども。

ちなみに、
手塚治虫さんの
「メトロポリス」とはちがうお話。

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