2011年2月15日火曜日

「Maus」



昨日は
久しぶりに何も予定が入っていないお休みの日。

さて、何をするか。

先週、バーミンガムとリーズに行って
ちょっとお買い物をしたし、
今月末にはロンドンへ行くから、
今、お金を使いたくないし、

相方は観たくなくて、
私は観たい映画でも観にいこうか、
と、思ったけど、
最近、録画の出来るデジタルボックスを買って(相方が)、
録画した映画がたくさんあるし、

読みかけの本もあるから、
天気は良いけど、家で過ごすことに。

読みかけの「動物農場」を読み終えるつもりが、
少し読み始めて
結局、最後まで読んでしまったのがこの作品。

アート スピーゲルマンの
グラフィックノベル(要するに漫画)、マウス。

彼のお父さんのホロコーストの伝記と、
その経験が後の父親と、家族と
彼自身の人生に影響していくこと、

彼が才能のある表現者であること、
そして、体験を語ったのが父親であること、
ゆえか、
漫画であっても、
登場人物が動物であっても、
ものすごく細かく描写、表現されています。

ホロコーストという
衝撃的な事実を扱っているからだけでなく、
クオリティの高い良い作品です。


私がこの作品をはじめて読んだのは、
ポーランドのクラカウとアウシュビッツを旅する前に。
(旅行前にクラカウが舞台の「ふたりのベロニカ」も観た。)
いつだったかなと、
思い返していたら、
もう5年くらい前の事で軽く驚く。
日々があっというまに過ぎていきます。

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